メール便頑張ってます!!

 

 

社会就労センターぴいすでは、2009年10月から、ヤマト運輸群馬ベース店で、施設外就労という制度を使って、メール便の仕分け作業を行っています。

群馬県内に届いたメール便は、一度群馬ベース店に集められ、まず9つの区域に仕分けられます。(大仕分けといいます)

その後、市町村ごとに仕分けられ、各支店を経て、皆さんの元へ届けられます。

 

ぴいすでは、2カート(段ボール約60箱分)を9つの区域に仕分ける作業を、

3人の利用者さんが担当しています。

同じ市内でも、町名によって分ける場所が異なったり、宛名がすべてアルファベットで書かれていたり、

細かいDMがたくさんあったりする中、正確に仕分けなければならない、大変気を遣う作業です。

また、屋根はありますが荷物を積んだトラックが出入りするので、壁はないようなものです。

夏は暑く冬は寒い環境の中、8時半~12時頃まで、ほぼ休憩なく立ちっぱなしの作業であるため、

体への負担も軽くはありません。

 

そんな中、Oさんは、ひとつひとつ丁寧に、間違いなく仕分けていきます。

今まで、色々な作業を行ってきましたが、このメール便仕分け作業が、自分には一番合っていると言っています。

作業をしているOさんは、毎日とても楽しそうで、自信を持って作業に取り組んでいます。

今年の10月で丸3年経ちましたが、これまでで弱音を吐いたことは一度もありません。

それくらい熱中して、毎日取り組んでいます。

 

みなさんの元にメール便が届いた時に、ぴいすのメンバーが仕分けていることを少しでも思い出していただければ嬉しいです。

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