自信をつけて就労へ(ワークセンターまえばし)

Aさんは精神のご病気を抱え、前職を退職され、しばらく休養していました。
体調も回復し、徐々に就職したい気持ちが芽生えたため就労移行支援事業所で訓練をしながら
就職活動をすることにしました。
就労移行支援事業所では接客を学び、笑顔が増えました。人と接することが苦手でしたが、
仲間と共に頑張り今ではお客様の様子を見て声を掛けられるほどに成長しました。

慣れてきたころ、作業の幅を広げようとパソコンを使った作業をするようになり、
スタッフからもパソコンの作業は向いていると言われ、それを活かした仕事をしてみたいと
思うようになりました。

最初にワークセンターへ職員と一緒に来所され、就職への相談がスタート。

パソコンを使う事務を希望しましたが、自分に勤まるのか、事業所の環境はどんなものかと不安が
大きいことが相談の中で分かりました。

そこで、ワークセンターの職場実習制度を使い、実際の作業を体験することを提案。

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最初は不安が大きかったので、初日は通勤にも支援者が同行するなどしてフォローしました。
緊張していたAさんに職場の方は丁寧に分かりやすく教えて下さいました。
そのおかげでAさんは不安や心配を一つ一つ解消することができました。

実習も後半になると作業のスピードや正確性も上がり、不安も少なくなりました。
7日間実習を行い、不安な気持ちもなくなり、働きたい気持ちが確かなものに。

Aさんは面接を受けることに決めました!!

 

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応募後も面接の練習をスタッフとするAさん。

 

練習の成果か面接ではしっかり受け答えができ、採用をもらうことができました。
「就労移行支援事業所での訓練は辛いこともあったけど、仲間と一緒に目標に向かい頑張ってきた。
実習をしたからこそ不安も減り、気持ちを整理して就職できた。」と笑顔を見せてくれたAさん。
これからは長く働くために、また、充実した就業生活が送れるように支援していきたいと思います。

 

※職場実習制度とは
障害者が就職前に実際の職場に通い業務を体験することで自身が業務内容や職場環境が適しているかを判断するとともに、事業所側もその方の能力、適応等を見極めて採用するために工夫や改善ができないか等、障害者の理解を深め障害者雇用の促進を図ることが目的です。
ワークセンターまえばしでは関係機関と連携し、事業所の見学や職場実習の日程調整、実習中の支援、就職後のフォローアップを行っています。

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