自分の収入で自立生活を現実に(ワークセンターまえばし)

Aさんは9年間就労継続支援B型事業所「社会就労センターぴいす」を利用していました。

県立女子大の中にある喫茶店の業務が主な仕事でした。

その頃は家族と一緒に生活をしていたので、「ぴいす」で働いた収入と障害者年金を合わせると生活費は間に合いました。

昨年家族と別々に暮らすことになりAさんは、「これからは自分で働いた収入で生活しなければならない」と一念発起し、一般就労を目指すために就労移行支援事業所「とらっぱ」の利用を開始しました。

今年の春、とらっぱでの訓練を始めて1年が過ぎました。清掃の訓練をして自信をつけたAさんは、一般就労に向けてステップアップするために職場実習を体験したいとワークセンターに相談をしました。

 

まずは、一般企業で働くことがどういうことかを体験するための実習を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実習をしたところ事業所の方から良い評価をもらいました。Aさんも更に自信が増し、「もう少し頑張れば一般就労も夢ではない」と感じ、とらっぱでの訓練に一層励みました。

 

2度目の実習では実際に就職して働くことを想定して取り組みました。

支援者から、配慮してほしい点や支援体制を丁寧に説明することで事業所の方に理解をして頂きました。

そして、Aさんがまじめに仕事に取り組む姿勢が評価され就職が決まりました。

 

大ホール利用後の清掃は苦労します。特にトイレは汚れています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、利用する方々のことを考えると手は抜けません。

お客さんから「きれいだね」と言われると嬉しくてもっときれいにしようと思います。

 

就職してから半年以上たったAさん。今ではすっかり職場の一員として頑張っています。

 

 

 

 

 

 

職場の方もAさんのことをよく理解して下さり、良い職場に出会えたと感じています。

Aさんが幸せな職業生活を続けられるようにワークセンターはこれからも支援していきます。

 

 

 

 

 

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