『楽しく学び~楽しくあそぶ』 (ワークセンターまえばし)

『災害から身を守ろう!』

今回ワークセンターまえばしからは2つのイベントについて報告致します。
最初は既に3回目となった就業交流会の報告です。毎年のように各地で発生する様々な「災害」、その災害から身を守る知識と手段について10月28日(土)日本赤十字社群馬県支部の高野講師をお招きして学びました。台風22号が群馬県を通過するのでは?というタイミングで行われた講習は9名が参加しました。過去の災害時のビデオを見て「地震」「火災」「洪水」「台風」「大雪」と様々な災害があり、時には避難が必要となる場合もあります。
まずは恒例となったグループワークです。「避難する時に家から持ち出すもの」について話し合いました。

「水」や「食べ物」「お菓子」と普段から目にしている品物が聞こえてきます。その中で「薬」や「持っていると安心するもの」といった避難所ではもらえない物、自分しか分からない本当に必要な物に気付くことができました。

また、日本赤十字社が実際に避難所で配っている災害用備蓄品から寝る時に使うマットや毛布、災害キットを目にして、より現実的なこととして話し合いました。

最後に高野講師から「非常時の持ち出し品リスト」を説明して頂き、各グループから出てきた品物と確認することができました。
いざという時にあわてることが無いように、日頃から非常時の持ち出し品としての準備が大切であることを学びました。

 

 

また、災害はいつ起こるかは誰にも分かりません。避難所への非難が必要となった時に迷うことなく行けるように
前橋市が作った「総合防災マップ」の確認を行いました。
自分住んでいる家から一番近い避難所はどこか?会社から近い避難所はどこか?
各自に配られた「総合防災マップ」で確認することができました。

聴くだけの講習ではなく、各自が思っていることを伝える、わからないことをグループ内で話し合うことを目的にグル―プワークを取り入れ、今回で2回目となりました。おひとりで暮らしている人、ご家族と暮らしている人と皆さん条件は違います。そもそも持ち出し品の準備をしていない人、冷蔵庫の中の物を全部持って行くと言っていた元気な人、お菓子があれば、ゲームがあれば・・・時間と共に様々な意見が出てきました。その中で、あったら良いものから無いと困るものに変わってきました。水、懐中電灯、メガネ、薬、酒?、お金、ラジオなどに気付くことが出来ました。また、どこかに閉じ込められて助けを呼びたい時は声を出すより笛を吹くほうが良いとわかり、百均で売っているとの意見もありました。
今回、講習会として工夫したことは次の2点にあります。
① 災害現場で活躍している日本赤十字社の人からの話を聞き、本物の配布品を実際に見て、触ることにより災害への臨場感を高めました。
② 災害時をイメージして、災害時の持ち出し品という具体的なテーマで行い、「自分だったらこれを持って行く」を順番で話すこととしました。話すことが好きな人だけではなく、苦手な人も話しやすいグループワークを心掛けました。
もし次の機会があれば自分用の持ち出し品をリュックに入れ、実際に持って来て頂き、意見交換ができればと思いました。

あってはならない災害ですが、いつ起きても、あわてることなく対応できるように心の準備と持ち出し品の準備、避難場所の確認ができた講習となりました。

 

 

『クリスマスパーティー』

2つ目のイベントは毎年開催しているクリスマス会について報告致します。

毎年皆さん楽しみにしてくれているクリスマス会。いつもは就業交流会と一緒に開催し、お仕事についての報告会もセットで行っていました。今年度より就業交流会が年4回独立して行われるようになったため、今年から内容も新たに、「クリスマスパーティー」と銘打って開催することにしました。

はじめは、来年度イベント座談会です。事前にアンケートを書いていただいた中より抜粋して、みんなで話し合いました。皆さんしっかりと意見を持って、意見交換も活発に行われました。

続いて行ったのはチーム対抗ミニボウリング大会。ゲーム機Wiiを使用してのボウリングゲームを行いました。皆さん普通のボウリングとは勝手が違い、ゲームに慣れない人は苦労していたものの、その歯がゆささえも会場の雰囲気を和ませる材料となっていました。スタッフやチームの仲間に教わりながら皆さん和気あいあいと声をかけ合い、一喜一憂し楽しんでいました。

最後は表彰式をし、みなさんメダルをもらいいい笑顔でした。

その後はお楽しみのケーキを食べたり。

恒例のビンゴゲームをして盛り上がりました。今後も充実した職業生活が送れ、みなさんの笑顔があふれるような楽しい企画を用意したいと思います。

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