みんなのフェスタ参加!(わーくはうすすてっぷ)

平成28年1月31日(日)

障がいのある人たちがステージ発表するイベント「第4回みんなのフェスタ」が

前橋市総合福祉会館で開催され、すてっぷの皆さんも参加しました。

午前中からリハーサルを行い、準備を整え発表の時間を待ちます。

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日ごろから富澤先生と一緒にわーくはうすで練習を重ねてきた歌を発表しました♪

発表には、講師である富澤先生もキーボードで演奏に参加していただきました。

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上毛新聞にも取り上げていただき、皆さん喜んでいました。

 

↓下記から実際の新聞記事をご覧いただけます。
上毛新聞掲載記事

 

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Iさん 就職おめでとうございます!!

このたび、Iさんが小屋原町の「中嶋会」さんに2016年の1月に就職しました !

Iさんはとらっぱに入ってから1年と3ケ月で就職となりました。

 

とらっぱの利用スタート。清掃はすぐに覚えることができました。

 

秋から冬にかけての枯れ葉集め、春から秋にかけての草取りでは暑い日も寒い日も

季節の変化に応じて、しっかりと掃除することができました。

 

話をすることや困ったことを言葉で伝えることに苦手意識があったⅠさんですが、

電話のかけ方や質問する言葉を練習しながら、できるようになってきました。

仕事をする態度や姿勢はとても真面目で一生懸命です。

 

また、様々なとらっぱの行事(東京旅行、乗馬、県民マラソンなど)を経て、

とらっぱで友達も増えて楽しんでいる姿も見られるようになりました。

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7月の東京の一泊旅行では、旅行では「野球が一番楽しかった」とIさん。

野球観戦では友達と大好きなジャイアンツを応援しましたね。

 

旅行のあとは、仲間との強いきずなが築けた様子でよくおしゃべりを

している姿を見かけました。

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乗馬や馬へのえさやりも楽しそうでした。「動物は大好きです」とのこと。

 

7月

企業の体験実習(A社)を行い、会社さんからも真面目でしっかり

仕事をする方と評価をいただきました。

 

一度、離職してからとらっぱを利用したIさん、とらっぱの清掃作業や

訓練、企業の体験実習を通じて、就職する自信を取り戻していく様子が

わかり、ご本人とご家族と話し合い、就職活動を行うことになりました。

 

就職先の選定では「Iさんに向いていると思う仕事」「Iさんのよいところ

と苦手なところを理解して応援してくれる会社や職場」を考慮しました。

 

その後、群馬職業センター、ワークセンターまえばしを通じて、医療法人

「中嶋会」さんの介護施設「やまぶき」の清掃の仕事の紹介を受け、9月に

見学、11月に実習を行いました。

 

実習ではIさんがとらっぱでもやっている清掃の仕事(フロアの床掃除、洗面所

掃除、ゴミすてなど)で、仕事もすぐに覚えて、自信を持って作業する姿が

見られました。

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清掃するユニットからの出入りには暗証番号を入力しますが、自分で書いた

メモを見て、暗証番号を入力することができましたね。

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会社からIさんの実習で一生懸命仕事をする姿、清掃によりきれいになった

職場を見て、是非、一緒に働いてほしいと連絡が入りました。

 

ご本人も「清掃ならできる。中嶋会で働きたい」という気持ちになり、

就職が決まりました。

 

別れを惜しみ、さみしさをこらえながら、笑顔で送り出す仲間の姿もありました。

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1月から就職し、通い始めのときの1月18日大雪の日、自分で会社に

電話をして休むことを伝えることができたそうです。

 

とらっぱで電話をかける練習をしたことが実践できて、うれしく思っています。

 

利用し始めたときは焦りや不安もあったと思いますが、とらっぱでできること

が増えるにつれて、自信と力を取り戻していったIさん。

 

みんな、Ⅰさんのこれからの活躍を楽しみにしています!

身体に気をつけて、困った時にはすぐに相談してください。

ここからはワークセンターと職業センターのジョブコーチにつなげていきます。

Iさんが長く幸せに働けるように、とらっぱはこれからもずっと応援しますよ。

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ベーカリーカフェ感謝祭&クリスマスコンサート♪(わーくはうすすてっぷ)

平成27年12月23日(水・祝)

日頃からご愛敬いただいているお客様のために年に1回のベーカリーカフェ感謝祭を行いました。

去年より多い100人近い方の来場があり、パン体験では招待の方も含め24名の方に参加していただきました。

今年はおさるのパンとお魚のパン作りを体験しました。

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毎年すてっぷでのパン体験を楽しみにしてくれている方がいたり、

来年から中学生になるため、パン体験を卒業しなければならないのが淋しいと言ってくださる方もいました。

 

☆クリスマスコンサート☆

コーラス

 

 

 

 

 

 

 

‹第一部›

月に2回日中活動の中でコーラスの時間を設け、講師である富澤先生と共に練習してきた成果の発表となります。

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①Beleve(ビリーブ) ②ハピネス ③サンタが街にやってくる 全3曲を熱唱です。

歌い終わった皆さんの顔からは達成感を感じることができました。

 

 

‹第二部›

講師の富澤先生率いるゴスペルグループ Coocoo(くぅくぅ)ミニライブです。

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迫力あるゴスペルを肌で感じることができました。

 

 

☆クリスマスランチ☆

皆さん楽しみにしていたクリスマスコロネ作りを体験

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チョコレートをかけたり、生クリームを絞ったり真剣です。

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スナップショット 1 (2016-01-12 17-24)宮内さん中村さん佐藤さん

「楽しい」「意外と難しい」「自分で作ったコロネは美味しい」などと同じグループの方と会話をしながら

楽しみました。

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パン班

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骨付きチキンやピラフもあり、大満足なクリスマスランチ。

皆さんの笑顔がいっぱい見られた感謝祭&コンサートでした。

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ご本人の希望を叶えるために(支援センター)

  • 就労移行支援事業所を卒業し、一昨年から就労継続支援A型事業所で働き始めたMさん

A型事業所には休まず通い、仕事もしっかり取り組めており、職員や他の利用者とも仲良くしていた

ので、定年になるまでここに通いたいという希望を持っていましたが、一つ大きな悩みがありました。

実はMさんは自転車、鉄道、施設の送迎車を乗り継ぎ、2時間かけて通所をしていたのです。

往復4時間の移動は体の負担が大きいため、このまま定年まで働けないかもしれないという不安があったのです。

そこで、支援センターが生活相談にのることになりました。

 

家を出て、今の施設に通いやすいところで生活がしたいという本人の希望に合わせ、本人、家族、

相談員で話し合いを行いました。家を出て生活することに不安を感じているご家族の気持ちや自立

した生活をしたいというご本人の気持ちを聞き、利用できるサービスや福祉制度についての説明を

行う中で、通所しながらの一人暮らしは負担も大きいため、支援を受けながら生活することができる

グループホームを利用したいとご本人、ご家族が納得して決めることができました。

グループホームがどこにあり、入居者がどのような生活をしているのか分からないというご本人、

ご家族の話しを受け、通所しやすい範囲にあるグループホームの情報提供を行い、その内のいくつか

のホームへ一緒に見学に行きました。

しかし、建物の設備、生活のリズム、利用状況などの条件が合わず、入居できるホームはなかなか

見つかりませんでした。

そんなときに身体障害者が生活しやすいよう設備が整い、JRの駅まで歩いて行くことのできる

グループホームがあるという情報を相談員が聞き、ご本人、ご家族へ情報提供をしたところ、

「すぐに見学に行きたい」という希望があり、見学日程の調整を行いました。

グループホーム花豆は広くて明るい建物で、職員の対応もとても良く、ご本人もご家族も一目で気に

入り、入居をしたいという話になりました。

 

 

入居にむけて、最初に出てきたのは、ご本人の年金や給料の中でグループホームの家賃や食費などを

払い、生活ができるかという心配でした。そこで、ご本人の収入、支出を計算することになりました。

計算してみると無駄遣いをしなければ充分に暮らしていけることが分かりました。

また、グループホームで生活するにあたり、集団生活のルールや約束など、ご本人に分かりやすい

ようにふりがなやイラストを使った「Mさんの約束事」を作成し、ご本人と確認を行いました。

そして、肝心の通所方法について、グループホームでの食事時間や電車の時刻表、施設の送迎時間

などを本人と一緒に確認し、通所のスケジュールを作りました。その結果、約1時間で通所できる

ことが分かり、Mさんはとても喜んでいました。

 

 

入居に当たっての準備が整い、サービス等利用計画を作成するためのサービス担当者会議を開催

しました。当日Mさんはご家族と一緒に早めに来て、グループホームから最寄りの駅まで歩いて道を

確認してきたと話していました。駅員に方に「よろしくお願いします」とあいさつをしたところ、

定期券の使い方を丁寧に教えてもらえたそうです。

会議の場でご本人、ご家族、関係機関で話し合いが行われ、Mさんの支援方針が共有されました。

このような手続きを行い、昨年9月、ついにグループホームに入居することができました。

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グループホームに入居してからは「通勤時間が半分になり、とても楽になった」「これで定年まで働け

る」と本人はとても喜んでいます。

また、自宅にいたときはあまりできなかった部屋の片付けや掃除も「世話人が声を掛けてくれるから、

自分でもやれるようになっている」と話されていました。

そして、3年前に心臓の手術をしてから、参加をしていなかった障害者スポーツ大会に参加することも

できました。どうして参加する気持ちになったのか聞いて見ると「花豆でおいしいごはんを食べて、

元気になったので、参加してみようと思った」と言うことでした。短距離走で一位になり、金メダルを

もらったと見せてくれました。

部屋の中には、入居する前に確認した「Mさんの約束事」が分かりやすい場所に張ってあり、「毎日こ

れを見て約束を確認している。そのおかげで約束はきちんと守れている」と笑顔で話しをしてくれまし

た。

家族の方々も「バランスの取れた食事を三食きちんと食べているので、体調を崩すことが無くなった」

「花豆に入居できて良かった」と話しています。

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ご本人の希望を聞き取り、ご家族と相談しながら、ご本人に合った生活の場所が見つかり、笑顔で生活

することができ本当に良かったと思います。

実はMさんは4年前に「一人暮らしがしたい」と突然、支援センターに相談に来てから相談支援を行っ

ています。この4年の間、ご本人、ご家族、関係機関と連携を取りながら、日中活動、余暇活動、金銭

管理などの支援を行っていました。そして今回グループホームへ入居することができ、最初に来た時に

本人が希望していた「支援を受けながらも自立した生活」にまた一歩近づくことができました。

これからもご本人の希望を叶え、笑顔を支えるため、支援を続けて行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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