自立講座「身だしなみを整える」　（社会就労センターぴいす）

ぴいすの今年度の自立講座は、「身だしなみを整える」をテーマに行なっていくことになりました。

第１回目は、「顔の身だしなみ」についてです。

髪の毛やひげの手入れがちゃんとできていると、清潔感があって気持ちが良い等、身だしなみの大切さの話を聞いた後、

男性と女性に分かれて、顔の身だしなみを整えます。

まずは、男性。

はじめに、自分のひげや鼻毛の手入れがどのくらいできているかを確認しました。

毎日できている人もいれば、一週間おきや理髪店に行った時だけの人、親御さんにやってもらっている人、

あまり気にしていない人、毎日やっていても剃り残して２・３本ニョロニョロしている人など、様々・・・。

その後、毎日自分で整えられるように、使いやすい道具や肌をいたわる方法、剃り残しやすい場所の剃り方など、

髭剃りのポイントをスタッフから聞きながら、皆でじょりじょり剃りました。

鏡を見ながら、電動シェーバーでじょりじょり・・・

鏡だけではわかりずらかったので、指でも確認しながら・・・

スタッフが手伝ったりもしました。

T字カミソリを使っている方は、流しで鏡を見ながら・・・。

別室で行なっていた女性が戻ってきた時には、皆スッキリ！

「さっぱりした！」「かっこよくなった！」そう声を掛けられた方は、とっても嬉しそう。

すっきりした気分で、「毎日そります！！」と言っていました。

女性の方も、顔の手入れについて学びました。男性のひげそりのように実践はありませんでしたが、

女性の顔も産毛が生えており、定期的に処理した方が見た目にもお肌にもいいこと、

顔ではありませんが、薄着になる夏は、脇や脚などの手入れも気にした方がいいこと等を学びました。

ぴいすの利用者さんたちは、県女、健科大、メール便、リサイクルでの作業中や通勤途中で、

外部の方々と接する機会が多いです。

どんなに作業を頑張っていても、見た目がだらしないと、周りの人には決して良くは思われません。

自分の頑張りを無駄にしないためにも、また、どこに行っても恥ずかしくない１人の大人としても、身だしなみを整えられるように、

これからも自立講座を行っていきたいと思います。

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