1人暮らしのスタート!! (メゾンすてっぷ)

メゾンすてっぷは、群馬県立心臓血管センターの近くに位置する鉄筋2階建ての福祉ホームです。

「家から独立して暮らしたいけれども一人暮らしは不安。」「公営住宅も単身では利用できない。」そんな利用者さんの声を受け、2003年4月に誕生しました。世帯室を含め13の居室と介護浴室、談話室を備えたバリアフリーアパートです。開設から12年。以降、たくさんの利用者さんが各種サービスを利用しながら自立した生活を送られています。

メゾン全景

 

さて、そんなメゾンすてっぷに先日新たに利用者さんが入居されることになりました。

わーくはうすすてっぷのKさんです。Kさんは日中、パン班のレジや喫茶ホールで、明るく細やかな接客をしています。

パン屋1-1  パン屋2-2

 

 

引っ越しは5月6日。今日はホームから初めての出勤です。

メゾンから送迎の集合場所までは200mほど。ポピーが風に揺れる中、なだらかな坂道をパンテーラ(車椅子)で颯爽と向かいます。途中から同じ班のYさんも合流しました。数週間ほど早く入居されたYさんは、さりげなく歩幅をKさんのペースに合わせて往来の少ない安全な道を教えてくれました。

移動1

移動2 移動3

集合場所で送迎バスに乗り込み、素敵な笑顔で手を振ってくれました。

移動4”行ってきまーす”

 

帰宅は毎日4時頃。夕方から1時間ヘルパーを利用しています。

居室1

基本的なことは何でも自分でできますが、食事作りや入浴の見守りといったこまごました事をお願いしています。今日の夕飯はサラダとお蕎麦。メニューや必要な調理器具についてヘルパーさんに伝えます。

 

 

浴槽のお湯張りをしてお風呂に入ります。サンサンすてっぷから浴槽の深さを身体に合わせる入浴台も届き、安全・安心です。

居室2

 

 

一日の疲れを落とし、さっぱりした気分で夕食。

食事中、Kさんに一人暮らしを始めたきっかけなどを聞いてみました。

「学生時代に寄宿舎では生活していましたが相部屋だったので、一人で生活するという経験はありませんでした。だからメゾンで一人暮らしに挑戦してみたいと思いました。入居してから間もないので不安の方が大きいけれど、自分で出来ることは何でもやりたい!」と意欲を伝えてくれました。

居室5

新しい生活がスタートし、頑張っているKさん。初めての一人暮らしはドキドキ不安もあるけれど、楽しいことやわくわくすることも、きっとたくさんありますよ。応援しています♪

居室6 =自室の前で=

 

 

 

 

 

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