ふつうに楽しむ(関東社会就労センター協議会研究大会 in ぐんま)


以前関東社会就労センター協議会(関東selp協議会)研究大会が群馬県で開催される事をこのこのサイトで告知させていただきましたが、その報告がされていなかったので随分と時間が経ってしまいしたが、報告させて頂きます。

研究大会のテーマは「普通に楽しむ」。
就労が目的のselpにおいては異例とも言えるテーマで、群馬から企画を出した時(すてっぷが企画を立てました!)は「selpにはそぐわない」という意見もあったようでした。
ですが、終わってみれば、「楽しむ」ことの大切さが多くの参加者に伝わったことがわかりました。

以下に参加者の感想を抜粋して載せます。


 
・「普通に楽しむ」というテーマだったが期待を裏切らない内容だった。

・良いテーマで良い発表だった。シンポジウムのリアルな話が良かった。第1分科会の小池会長のまとめも良かった。今はなじみが無いと感じる人も多いのかもしれないが、楽しみは人が生きる上で欠かせないこと、これからセルプにとっても重要なテーマになるだろう。まずは第一歩。

・本来のあるべき障害福祉の形を考える、いい機会になった。

・楽しみに重点をおいており、職員・利用者さん共に楽しんで生活をしていくことが良いと分かって良かった。

・普通にたのしむという非常に難しいテーマや選択のように感じたが、仕事・余暇・日常生活において楽しむことの大切さを実感できる研修会だった。

・改めて、福祉現場に身を置くものとして、自己のスキルアップや生涯学習が必要だと感じました。第1分科会やシンポジウムでの利用者の写真や飾らない言葉は、響くものがあり、仕事の姿勢を反省した場面もあった。

・第2分科会に参加した。若い職員が、とても楽しく意欲的な発表をされていてとても良かった。どのようにしたら、あのようにモチベーションを高められるのか、良い刺激と学びになった。

・工賃向上がメインだったセルプの研修で、今回のテーマは難しくもあり、レジュメを見ると共感できる面も多くあり大変良かった。

・社会就労センター協議会が「普通に楽しむ」というテーマで研究大会を開催されたことに大変興味を持った。働くことがお金のためだけの「苦役」にならないためにも、そのモチベーションとなる余暇活動の充実は真剣に考えなければならないテーマだと思う。


 
群馬大会から4年が経ちましたが、障害者の余暇がより充実したものになっているでしょうか?
事業所によって大きく差が出来ているのではないでしょうか?
特にここ数年のコロナ禍で障害者の楽しみ(余暇活動)はかなり制限を受けてしまっています。
新型コロナの5類移行により様々な制限が緩和されましたが、感染リスクは変わりません。人によっては感染が命の危険におよぶ方もいるでしょう。
それでもこの数年のコロナ禍で学んだ知識と工夫で感染対策と日常生活を両立させ、余暇の充実にも力を入れていきたいと思います。

すてっぷからは第1分科会で社会就労センターぴいすのサービス管理責任者 佐藤美絵(所属は当時)が「ふつうに働く、ふつうに暮らす、ふつうに楽しむ!」と題してすてっぷでの楽しみの支援の発表を行いました。

社会就労センターぴいす
施設長 新井

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