ありがとう、オープンハウスすてっぷ

すてっぷの始まりの地である“オープンハウスすてっぷ”。

平成3年に大家さん(法人の理事になって頂いた鈴木計太郎氏)のご好意で貸して頂いて以来24年の月日が流れました。

本当にたくさんの方々から愛されていましたが、老朽化には逆らえず、地震等での事故の危険性も増してしまったため、今年の3月を持って閉鎖することになりました。

この間、多くの障害を持つ方々やその家族の安心の場所としてあり続けました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

過日、4月4日に“オープンハウス”にて「ありがとうの会」を行いました。

当日は、この場所がなくなることを惜しむ利用者さんや幼い頃に遊んだ思い出のある利用者さん、ご家族、まだ「すてっぷ」が社会福祉法人になっていなかった頃の懐かしのボランティアさんやスタッフ、たくさんの方にお越し頂き盛大に会が行われました。

24年間にわたり、温かく見守ってくださった大家さんへの感謝を伝えたり、“オープンハウス”への感謝を語り合ったり、この場所がなくなることが悲しくて涙することもあったり・・・。

その後は軽食をつまみながら、思い思いの時間を過ごしました。

集まった方々は、皆それぞれにここでの思い出があり、とても大切な場所であったことを改めて感じました。

その日は、夜遅くまで別れを惜しみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ありがとうの会」を終え、ついに“オープンハウス”とお別れです。

建物を取り壊して大家さんにお返ししました。

みんなの夢と希望と思い出がいっぱい詰まった“オープンハウス”。

さようなら。

ほんとうに、ほんとうにありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オープンハウス内にあったサービスステーションすてっぷは新天地の高崎市北原町で気持ちを新たにスタートしました。

ここです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新しいサービスステーションもとてもすてきなところです。

木のぬくもりが感じられ、温かみがあり、ゆっくり過ごせる場所です。

ぜひ、たくさんの方に訪れて頂きたいと思います。

 

新しい“サービスステーションすてっぷ”を、どうぞよろしくお願いします。

 

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1人暮らしのスタート!! (メゾンすてっぷ)

メゾンすてっぷは、群馬県立心臓血管センターの近くに位置する鉄筋2階建ての福祉ホームです。

「家から独立して暮らしたいけれども一人暮らしは不安。」「公営住宅も単身では利用できない。」そんな利用者さんの声を受け、2003年4月に誕生しました。世帯室を含め13の居室と介護浴室、談話室を備えたバリアフリーアパートです。開設から12年。以降、たくさんの利用者さんが各種サービスを利用しながら自立した生活を送られています。

メゾン全景

 

さて、そんなメゾンすてっぷに先日新たに利用者さんが入居されることになりました。

わーくはうすすてっぷのKさんです。Kさんは日中、パン班のレジや喫茶ホールで、明るく細やかな接客をしています。

パン屋1-1  パン屋2-2

 

 

引っ越しは5月6日。今日はホームから初めての出勤です。

メゾンから送迎の集合場所までは200mほど。ポピーが風に揺れる中、なだらかな坂道をパンテーラ(車椅子)で颯爽と向かいます。途中から同じ班のYさんも合流しました。数週間ほど早く入居されたYさんは、さりげなく歩幅をKさんのペースに合わせて往来の少ない安全な道を教えてくれました。

移動1

移動2 移動3

集合場所で送迎バスに乗り込み、素敵な笑顔で手を振ってくれました。

移動4”行ってきまーす”

 

帰宅は毎日4時頃。夕方から1時間ヘルパーを利用しています。

居室1

基本的なことは何でも自分でできますが、食事作りや入浴の見守りといったこまごました事をお願いしています。今日の夕飯はサラダとお蕎麦。メニューや必要な調理器具についてヘルパーさんに伝えます。

 

 

浴槽のお湯張りをしてお風呂に入ります。サンサンすてっぷから浴槽の深さを身体に合わせる入浴台も届き、安全・安心です。

居室2

 

 

一日の疲れを落とし、さっぱりした気分で夕食。

食事中、Kさんに一人暮らしを始めたきっかけなどを聞いてみました。

「学生時代に寄宿舎では生活していましたが相部屋だったので、一人で生活するという経験はありませんでした。だからメゾンで一人暮らしに挑戦してみたいと思いました。入居してから間もないので不安の方が大きいけれど、自分で出来ることは何でもやりたい!」と意欲を伝えてくれました。

居室5

新しい生活がスタートし、頑張っているKさん。初めての一人暮らしはドキドキ不安もあるけれど、楽しいことやわくわくすることも、きっとたくさんありますよ。応援しています♪

居室6 =自室の前で=

 

 

 

 

 

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H27.5.16 すてっぷまつり!

すてっぷ祭りチラシ-001

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すてっぷ祭りチラシ-002

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~就職までの助走~ (ワークセンターまえばし)

Aさんは特別支援学校卒業後、就労移行支援事業所の利用を経て、現在は、群馬県庁で行われている※「チャレンジウィズぐんま」で文書集配などの業務を行いながら、一般就労へ向けた準備をしています。

            Img_6460

~ チャレンジウィズぐんまでの業務の様子 ~

 

チャレンジウィズぐんまの仕事が始まって間もない頃は、疲労による体調不良を訴えて、休憩をもらったり、
早退をした時もありました。

ですが日が経つにつれ体力的な課題は改善され、後から入った後輩の指導にもあたっています。
会社で働くための準備として、普通自動車免許も取得しました。

 

そんなAさんに今年の3月、企業での実習をする機会が巡って来ました。

企業との実習に向けた打ち合わせの帰り、Aさんは支援者にこんなことを話してくれました。

「早く就職をしたいと思っていたけど焦らなくて良かった。就労移行支援事業所へ通い、
                   チャレンジウィズぐんまに通ったからこそ、今があると思う。」

            Img_6373

~ 企業実習での業務の様子 ~

 

 

一番緊張する実習初日、大勢の社員の前で、堂々と挨拶をして、落ち着いて作業をする姿がそこにありました。

実習中はAさんの良い面が充分に発揮されて、企業からもとても良い評価を頂きました。
Aさん自身も今回の実習を通じて手応えを得ることができ、今後は実習をした企業へ正式に応募をする予定です。

 

今日に至るまで、自身の課題から目をそらさずに、主体的に就職への準備に取り組んだ前向きな姿勢や、
これまでの経験があったからこそ、今回の実習や企業からの評価に繋がったのだと思います。

 

※「チャレンジウィズぐんま」について
 群馬県では、障がい者の雇用に率先して取り組むため、平成25年5月、県庁総務事務センター文書センター
 内に、業務支援ステーション「チャレンジウィズぐんま」を設置しました。
 雇用された方々が、県庁での勤務経験をいかして、ステップアップ(民間企業等への就職)できるよう支援
 しています。
 ~群馬県ホームページより~

 

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